出典:新日本プロレスワールド

L・I・J 考察

劇薬ジェリコはビッグマッチに必要か?[18.10.8両国]

投稿日:2018-10-23 更新日:

10.8両国の試合はいろんなことが起こりすぎて、なかなかEVIL選手vsザック選手の試合について書けませんでした。

ようやく書こうかと思います。

結局この試合は試合前にジェリコ選手が乱入してEVIL選手をボコボコにして、ノーコンテストになってしまいました。

久しぶりにノーコンテスト裁定を見ましたね。

やっぱりノーコンテストってお客様側から見ると、カネ払って見に来てるのに1試合損した気持ちになります。

まだ試合をした結果、ノーコンテストになるならいいですが、全く試合をしていないとカネ返せ的な感じになっちゃいますよね。

昭和の時代はノーコンテストで暴動みたいなことはチョイチョイありましたが、さすがに今の時代にはそぐわないので、新日本プロレスも最近はノーコンテスト裁定をやらなくなってました。

しかし、あえてこの試合で、炎上しがちなノーコンテスト裁定をブッこんできました。

メイ社長にはタマ選手にG1で「ゲッラウト!」って言ってないで、こういう時に出てきて欲しいですけどね。

とにかく、この強引なストーリーをやらねばならなかった理由は、全てクリス・ジェリコ先生にあります。

 

試合をしないというサプライズはありなのか?

この試合はEVIL選手が勝つと思ってました。

11.3大阪でジェリコvsEVILというカードは試合前からチラついていましたから、EVIL選手は負けるわけにいきません。

なんならザック選手に2回丸め込まれてますから。

ザック選手にリベンジした後、ジェリコ選手に襲われるか、ビデオメッセージがあるのかなと思ってました。

なので、EVIL選手が入場してきた時、スマホを片手にうっかりよそ見してたんです‥。

しかし、EVIL選手が玉座&従者のタイトルマッチ闇王バージョンで入場してきて驚きました。

ただのSPシングルマッチなのに気合い入ってんな、ぐらいにしか思わなかった自分を殴りたいですね。

入場の時間がかかりそうだったので、うっかりまたスマホに目を向けてしまいましたが‥。

その時、事件は起きてしまいました。

従者の一人がEVIL選手を襲っているではありませんか!

ヤラレター!試合前かよー!って思ったのは筆者だけではないはず‥。

確かにジェリコ選手の変装ネタが他になかったかもしれません。

でもそれ以上に試合前に乱入してノーコンテスト裁定っていうのを、今の新日本プロレスがやるとは思わなかったですね。

予想の想像を超えたシナリオっていう意味では素晴らしいのですが、ノーコンテストっていうのが今の新日本プロレスっぽくなくて、いかにもアメプロって感じがしちゃいましたね。

瞬間的にはサプライズすぎて面白かったですが、結果的に試合をしないというストーリーはやるべきではないと思いました。

試合をしないという選択は、サプライズなストーリーではなくて、アイデアのないストーリーに感じます。

EVIL選手とザック選手を目当てに両国に来たファンもいたでしょうから。

まだ、EVIL選手がダメージを負ったまま試合をしてザック選手にすぐ負けた方が納得できた気がします。

ここでこそ棚橋選手に言って欲しかった、「ここは新日本だから」ってね。

 

ジェリコの被害者1.EVIL

仮にEVIL選手がザック選手に勝っていた場合、ザック選手はEVIL選手に負けた状態で内藤選手の挑戦を受けることになります。

そうなるとEVIL>ザック>内藤という力関係になってしまうので、そもそもこの時点でのEVIL選手の勝利はやっぱりありえなかったかもしれません。

結局EVIL選手は前哨戦でザック選手に2回負けてて、両国でジェリコ選手にボコられて、恐らく11.3大阪でもインターコンチを獲ることはできないので、やられっぱなしで今年を終えるわけです。


EVIL パーカー

 

ジェリコの被害者2.ザック・セイバーJr.

出典:新日本プロレスワールド

この試合で最も難しい立ち振る舞いを要求されたのがザック選手でした。

自分の試合の相手を自分の仲間でもない第三者がボコボコにしているのを、どうなってんだと、見てなきゃいけないわけですから。

その後ジェリコ選手が退場してから、グロッキーなEVIL選手の関節を決めるというジェリコ選手よりもタチの悪い役をやらなければいけませんでした。

でも、この難しい役をザック選手はすごくうまくこなしていましたね。

しかしその後内藤選手においしいところを持っていかれ、ザック選手は見せ場があったのか、なかったのか、なんとも言えない試合になりました。

そして、11.3大阪では内藤選手に負けるのは間違いありません。

内藤選手に2連勝しているとはいえ、12時間のフライトをしてきたのに試合をしないのはかわいそう。

 

ジェリコの被害者3.内藤哲也

出典:新日本プロレスワールド

11.3大阪でザック選手に勝利し、1.4ドームでジェリコ選手とのリマッチに勝利するのはほぼ間違いないので、何の被害もなく、むしろ恩恵を受けているぐらいですが、今年ジェリコ戦以外の目立った活躍がありませんでした。

今年は年間通してジェリコ選手の相手をするため、IWGPのメインストーリーを離れて鈴木軍と戦っていました。

前半は鈴木選手と戦う理由もあって盛り上がりましたが、後半の鈴木戦はベルトもないので何で戦っているのかもよくわからず、ジェリコ選手の穴埋め的なファイトになっていまいました。

そして現在開催中のPOWER STRUGGLEのシリーズは、前哨戦の相手不在のため全休となりました。

ユニットごとに休みをとらせているのかもしれませんが、内藤選手がシリーズ全休するのは相当久しぶりな気がします。

普段からカンが鈍るので休みはいらない、と言っている内藤選手は、もはや勝手に巡業についていっちゃってます。

ジェリコ戦があるから、新日本の主なストーリーから外れ、現シリーズは全休させられるという仕打ちを受けています。

 

ジェリコの被害者4.SANADA

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今年前半はIWGP初挑戦、タッグチャンピオンとしても活躍し、G1ではロスインゴのベストバウトマシーン的活躍をしました。

飛躍の年になりそうでしたが、ここにきて完全に空気に。

EVIL選手と内藤選手はジェリコ戦に向けて、11.3大阪の試合がありますが、SANADA選手のカードは現状ありません。

ロスインゴがジェリコ戦に向けてシフトしているため、今シリーズ全休になりましたが、SANADA選手はカードもなくただ全休になっただけ

どこにも絡まないまま今年を終えようとしています。

ワールドタッグリーグで2連覇ができなければ、ドームのカードも危うい。


SANADA×TOKYO HIRO TEE

 

ジェリコの被害者5.鈴木みのる

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隠れた真の被害者は間違いなく鈴木選手でしょう。

今年前半のボス対決の内藤戦は本来両国以上の箱でやっていいぐらいのカードだと思っていましたが、福岡国際センターでもなくグランメッセ熊本でした。

しかも敗戦。

そして大阪城とどんたくではお茶を濁したカードしか組まれませんでした。

さらに後半またしても内藤戦が組まれます。

この時も両国ではなく、別府ビーコンプラザ。

しかも2連敗。

熊本と別府のファンはよかったかもしれませんが、鈴木軍のボスが中規模の地方会場で同じ相手に2連敗を喫するという屈辱。

結果を見れば内藤選手がビッグマッチでジェリコ戦をしなくてはならないので、その前の踏み台として都合のいい感じでブッキングされた感じがします。

ロスインゴvsジェリコ戦のスケジュールのスキマを埋めさせられるという屈辱。

現状ではドームのカードも見えてきてないので、厳しい状況です。

 

被害以上にクリス・ジェリコの恩恵があるのか?

ジェリコ選手のスケジュールに合わせて、新日本プロレス内でとても苦労しながらカードを組んできた印象を受けます。

でもそれ以上のメリットがあるからこそ、ジェリコ選手を招聘しているわけです。

それほどの知名度と集客力がジェリコ選手にあるのでしょう。

EVIL選手と内藤選手もジェリコ選手に絡めばワールドワイドになれるかもしれません。

しかし個人的には、ジェリコ選手に振り回されてしまって、本末転倒な気もしちゃいます。

今年のドームみたいにビッグマッチ1回のみの契約なら問題ないですが、ドーム以外の試合に2試合しか出ないのに、長いストーリーを組むのはちょっと無理が生じてる気がします。

WWEのビッグネームに絡むのも大事ですが、絡み過ぎるのも問題な気がします。


クリス・ジェリコ「LISTA INGOBERNABLES DE JERICHO」Tシャツ

 

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