出典:新日本プロレスワールド

L・I・J レビュー

コメディとバチバチの混沌なる制御不能!EVIL&SANADAvs石井&矢野![18.11.29後楽園]

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11.29後楽園WORLD TAG LEAGUE 2018、リーグ戦中日ということで、話題はどちらかというとメインの棚橋選手とオカダ選手のドリームタッグに行きがちでしたが、タッグリーグ出場選手が熱い試合を連発してくれました。

天山プレス、狂乱のチャッキーT、魔性のスリーパー復活、バレクラ対決、鈴木軍対決、ドリームタッグと見逃せない試合が続きましたが、個人的にはセミのEVIL&SANADA組vs石井&矢野組の試合が一番面白かったです。

純粋な新日本の日本人タッグで、優勝できる実力のあるタッグはこの2組しかいません

強さと楽しさと面白さ、プロレスの大事なものがいっぱい詰まったハチャメチャな試合でしたが、この4人にしかできないスンゴイ試合でした。

俺たちがタッグリーグを盛り上げてやると言わんばかりのEVIL・SANADA・石井・矢野、この日本人4選手のタッグにおける意地を見せつけた試合だったと思います。

 

SANADA vs 矢野、絶対に笑ってはいけない名勝負!

全くタイプが違うにもかかわらず、SANADA選手と矢野選手が戦うと必ず笑顔の名勝負が訪れます。

G1、ニュージャパンカップ、そしてワールドタッグリーグまでも!

とにかくこの二人は手が合いまくりますね。

SANADA選手の対矢野選手限定の必殺技、ローリングクレイドルからロープパラダイスで試合が始まります。

ロープパラダイスから放置された矢野選手は、痛い痛いと叫んだり、ゲホゲホと咳き込んだりしながら、とてもいい表情で放置されます。放置させられたら矢野選手の右に出るものはいませんね。

出典:新日本プロレスワールド

そして試合はSANADAワールドと矢野ワールドの戦いへ。

どちらが自分の世界観へ引きずり込むか、コーナーマットなのか、パラダイスロックなのか、もはや強さを争っていないところにプロレスの深みと恐ろしさを感じます。


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EVILvs石井、バチバチ&ゴツゴツ名勝負!

一方、EVIL選手と石井選手もガッチリ手が合う二人。

いきなり7回ほど、体と体を真正面からぶつけ合う闇の王とストーンピットブルは、見ていて清々しい気持ちよさ。

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二人ともラリアットや頭突きなど体をぶつける系の技がメインなので、骨が軋んで血湧き肉躍る展開へ!

渾身のスライディングラリアット決める石井選手!

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渾身のヘッドバッドを決めるEVIL選手!マーティ浅見レフリーのこの表情!レフリーもいい仕事してます!

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そしてラリアット同士討ちでダブルノックアウト!二人の痛みが伝わります!

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EVIL選手と石井選手の譲らない意地のバチバチ対決は、SANADA選手と矢野選手のコメディ対決と180度違うベクトルを向いており、一つの試合の中で二つのイデオロギーがスイングするというカオスな展開。

チームとしてはEVIL&SANADA組と石井&矢野組なんですが、EVILvs石井のプロレスとSANADAvs矢野のプロレスが戦っているようでもあり、あまりのプロレスの多様さに頭が混乱してしまいます!


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そしてこの試合のハイライトはこちら!

矢野選手がEVIL選手をSANADA選手にぶつけ、同士討ちを誘います。

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なんということでしょう!奇跡的にEVIL&SANADA組が背中を向けた体制にセッティングされ、EVIL&SANADA萌え!矢野選手にとっては絶好の634(ムサシ:ダブルローブロー)チャンスに!

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半笑いで634を決行する矢野選手!EVIL&SANADA組の股間があぶなーい!うしろー!うしろー!気づいてー!

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くるりん‥、

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パーーーーーーー!(EVIL&SANADA)  ギャーーーーーーー!(矢野)

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まさかのEVIL&SANADA組の陽動作戦で策士矢野選手を騙し、試合の流れを一気に変えます!

ずる賢い矢野選手をクールなEVIL&SANADA組が騙すっていうところにプロレスのカタルシスが詰まっており、スカッとする最高の瞬間でした!

この場面って会場もすごい盛り上がったと思うんですけど、誰かがすごい技を出したわけでもなく、ただ二人が同時に振り向いただけ。

同時に二人が振り向いただけで会場を沸かすのは、矢野withEVIL&SANADAか、全盛期のブルゾンちえみwithBのどちらかぐらいでしょう。

 

最後はエレガントなオコーナーブリッジ!

なんやかんやあって、SANADA選手と矢野選手の一騎打ちになり、矢野選手のローブローを切り返すSANADA選手という展開が続きます!

矢野選手のパンチから必死に股間を守るSANADA選手!

出典:新日本プロレスワールド

矢野選手のキックからさらりと股間を守るSANADA選手!

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すべてのローブロー防いだSANADA選手がスーパーエレガントなオコーナーブリッジを決めて勝負あり!

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徹底的に矢野選手の攻撃を読みまくったSANADA選手が勝因でしょう。

もはや矢野選手の天敵と言ってもいいSANADA選手、なぜかSANADA選手には全く勝てない矢野選手。

とにかくひじょうに見ごたえのある試合で、面白かったです。

4人が4人とも自分のカラーをはっきり出して戦っており、その中でもSANADAvs矢野とEVILvs石井の戦いが全く違う戦い方をしていて、それが一瞬で次々に変化していくので、見ている方も試合についていくのが精一杯。

笑いと驚きが詰まったジェットコースタームービーならぬジェットコースタープロレスでした。

 

この試合は、鈴木選手とザック選手の注目の鈴木軍対決と棚橋選手とオカダ選手のドリームタッグに挟まれたセミファイナルという位置付けで、なかなか難しい試合順だったと思います。

それでも試合内容で、魔性のスリーパーやドリームタッグに負けないインパクトを出せたのではないかと思います。

まとめ

ワールドタッグリーグ日本人タッグ対決の意地を見た!

 


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