出典:新日本プロレスワールド

レビュー

全員超人!ファンタスティカマニア最終戦でビバメヒコ![1.21後楽園]

投稿日:

 

ようやくファンタスティカマニア2019最終戦にたどりつきました。

ファンタスティカマニアは、普段の新日本プロレスとはかなり違うメキシコの生のルチャリブレが見られる貴重なシリーズ。

新日本プロレスの道場とは根本的にレスラーの育て方が違うので、繰り出す技も、身体能力も全然違います。

雰囲気的にも日本のスポーツライクなプロレスや、WWEのアメリカンプロレスとも違い、長い歴史から独自の進化を遂げた印象があります。

しかし、こういう異文化のプロレスには日本人にはないアイデアや技の可能性がいっぱいあって、プロレスの奥深さをしみじみ感じます。

内藤選手もメキシコでブレイクのきっかけを掴んだわけですし、ファンタスティカマニアにはきっと何かプロレスの大事なものがあるはず。

そして、次のシリーズが始まってしまいましたが、その前になんとかかんとかファンタスティカマニア最終戦について語ります!

 

スーパージュニアにきてほしいアウダス!

ファンタスティカマニア新参戦選手でお気に入りの選手はズバリ、アウダス選手です。

現在では若手ゆえか、負け役みたいな感じですが、空中戦の派手さはオスプレイ級だと思います。

今年両国で決勝戦が予定されているスーパージュニア。

オスプレイ選手がヘビー戦線に行ってしまったのなら、ハイフライヤー不足は否めません。

人間飛行機アウダス選手がスーパージュニアに来てくれれば、誰とやっても面白そう。

まだメキシコでの地位を確立してなさそうなので、スーパージュニアで負け越しても問題ないでしょうから、新日ジュニアに新しい風を吹かせてほしいですね。

 

アトランティスJr. にプロレスを教えるOKUMURA先生!

いぶし銀の中のいぶし銀、46歳のOKUMURA選手。

ファンタスティカマニアではレスラー・解説・通訳と、CMLLと新日本プロレスのパイプ役として大活躍です。

今年は未来のスペルエストレージャである若きアトランティスJr.選手をデビューさせ、しっかり育てて持ち上げるという役割を担っていたと思います。

つまり若手を育てるならOKUMURA選手が適任である、と。

メキシコに戻ったら、今度はカワトサンをしっかり鍛えてファンタスティカマニアに送り込んでほしいですね。

そして、デビューして8戦目にして初シングルマッチでOKUMURA選手と戦ったアトランティスJr.選手。

日本人ファンのアトランティスコールを受け、偉大な父のケブラドーラコンヒーロとアトランティーダを繰り出して勝利しました。

メキシコ人のテクニコと日本人のルードが後楽園で戦っているのが不思議な感覚。

日本でデビューしたという歴史は永遠に残りますので、日本びいきとして活躍してもらいたいです。

 

鈴木軍乱入でノーコンテスト!

風神&雷神組が素顔のYOH&SHO組として入場。

マスクを取られたことで本気モードになった3K組が鷹木&BUSHI組に反撃するかと思いきや、試合終盤タイチ&デスペラード&金丸選手の3人が乱入して、全員フルボッコにする暴挙!

内藤選手はタイチ選手のベルト攻撃からのブラックメフィストをくらって大の字KO!

BUSHI選手はデスペラード選手にお約束のマスクを剥がされます!

そして、リング上でタイチ選手が日にちを間違えたことを主張!

 ああ、わりぃわりぃ。今日から開幕だと思ってよ、間違って来ちゃった(※怒号&ブーイング)。(中略)(※ファンに向かい)オイ、お前らよ、日本一マナーの悪い“クソハポンファン”どもよ!(※怒号&ブーイング) オイ、バカども聞け、オラ。お前らも気づけよ。しょせんこいつは、大したことねぇ、口ばっかりの、“中身スカスカ男”だってよ、気づけよ!(中略) オイ、内藤。“冬の札幌”は、何かが起こるってな! 楽しみにしてるぜ。じゃあな。アディオス

引用:新日本プロレスリング公式

正直、ロスインゴと鈴木軍の戦いは年をまたいで1年間もやっているので、完全にマンネリ感があるのは否めないんですけど、タイチ選手がなんとか盛り上げてくれいている状態です。

内藤選手のいいなりで後楽園に来たわけじゃなくて、あくまで日にちを間違えたっていうところが賢いマイクだったと思います。

マイク・プロレス・存在感も成長著しいタイチ選手は、かつては鈴木軍の小僧的ポジションでしたが、いつの間にやら鈴木選手すら超えつつありますね。

相手をスカす内藤選手のスタイルと鈴木選手の真っ向勝負スタイルは、鈴木選手にとっては相性悪かったですけど、タイチ選手だと内藤選手のスカしにも対応できて相性は悪くないです。

去年の内藤vsタイチ戦も名勝負でしたので、今年の札幌も期待が持てます。

あと、ロスインゴと鈴木軍が戦う場合、チャンピオンがロスインゴっていうこともあるので致し方ない部分もありますが、ロスインゴが完全にベビーフェイスになっちゃうのがつまらないですね。

ロスインゴの人気はベビー、ヒールにとらわれない制御不能にあるわけで、1ヶ月の間に2回も大の字KOしちゃうと完全なベビーフェイスになっちゃうんですよね。

それに、大の字KOを最近乱発しすぎてて、前哨戦が強すぎる鈴木軍はタイトルマッチでほぼ勝ちませんから、先が見えちゃって微妙な気持ちになります。

もう少し均衡した戦いのストーリーの方が先が読めなくて面白い気がするんですがねぇ‥、新日本プロレスはベビーとヒールをしっかりカテゴライズする傾向が強すぎるんですよね。

それでもベビーフェイスとヒールのカテゴライズがわかりやすいからプロレスにとって大事な要素でもありますが、大の字KOに頼りすぎな気がします。

もっとリング上で喧嘩するぐらいの激しい小競り合いを見せてくれた方が面白いと思うんだけどなー。

 

ところで、2019年からNJPW NEWS  FLASHという新たなコンテンツができたようですね。

ストーリーの重要なシーンを動画コンテンツにまとめてくれるのは、わかりやすくてありがたいです。

 

ドラゴン・リーとナマハゲのネクスト!

ナマハゲ選手がゲレーロスとして参加した6人タッグマッチ。

ナマハゲ選手は、先ほどデスペラード選手として乱入した後、すぐさまナマハゲに変身する大活躍。

ゲレーロスに入っても、しっかり連携していて、ナマハゲ選手は本当にルチャが好きなんですねー。

 

そして、ミスティコ選手の鮮やかなダイビングウラカンラナ!

ワールドの表記ではウラカンラナですが、公式ではヘッドシザースホイップでした。

そもそもティヘラとウラカンラナとフランケンシュタイナーの区別がよくわかりません‥。

けっこう曖昧な気がしますが、動作的にはほぼ同じです。

筆者的には、相手を投げ飛ばすのがティヘラ(ヘッドシザースホイップ)、相手を丸め込むのがウラカンラナ、相手の頭をリングに叩きつけるのがフランケンシュタイナーって認識なんですが、このミスティコ選手の技は公式のヘッドシザースホイップ(ティヘラ)が正しいんじゃないでしょうかね。

 

最後はゲレーロスペシャルで終了!

この技エグいですね、雪崩式リバース垂直落下式みたいな感じで、ソベラーノJr.選手の頭がマットに突き刺さってました‥。

 

ところで、前日は内藤ムーブを出し、ヒロム締めをしたリー選手が今回は柴田ムーブの柴田あぐらを出してました!

日本好きすぎるドラゴン・リー選手!

リー選手は、スーパージュニアのシリーズだけじゃなくて、もっと日本にきてほしい選手ですねー。

序盤バチバチやりあっていたナマハゲ選手と試合後、1対1の試合を約束していたようでした、ネクストはあるのか?

でもデスペラード選手がナマハゲ選手としてスーパージュニアに出てもいいわけで、そっちの方が面白くなる可能性がありますね。

出典:新日本プロレスワールド

個人的には、リー選手vs鷹木選手のドラゴン対決が見てみたい!

ドラゴン・コントラ・ドラゴンマッチでドラゴンを賭けても面白そう。

 

新日ファンタジー、パパわる再現マッチ!

ライオンプロレス所属のゴキブリマスク(棚橋)&ギンバエマスク(田口)vsドラゴンジョージ(オカダ)&スイートゴリラ丸山(真壁)の異次元ファンタジーマッチ!

この試合を組むために本隊とケイオスが手を組んだのではないかというぐらい4選手ともノリノリでした。

いやレスラー以上にノリノリだったのは会場のお客様!

正体がスーパーベビーであるゴキブリにものすごいブーイング!

思っている以上に4選手ともハマっていましたね。

特にドラゴンジョージはオカダ選手の今後のキャラクターの可能性を感じました。

わかりやすいヒーローキャラが意外にオカダ選手にフィットするのは新発見。

キャプテン・オカダっていう可能性もあるのかも‥。

そして、ギンバエの凶器攻撃と思わせておいての、まさかのマジックを披露!

やられた丸山選手はこの表情!なんともいえない!

出典:新日本プロレスワールド

大河ドラマ俳優も兼任する丸山選手は、笑わずに呆れた表情をしっかり演じます。

夢に出そうなぐらいいい表情だ‥。

 

実況・解説陣もノリノリでしたね。

野上アナが技名をしっかり「パパわるバージョン」で実況していて面白かったです。

ケツアタック、ホイホイブレード、フライハイ、ドラゴンメーカーっていう微妙に名前が劣化しているところがツボ!

最後はドラゴンメーカーで試合終了!

試合後、本日はカードがない石森選手がギンバエ選手ならぬ田口選手を強襲!

襲った石森選手もかわいいですが、辻選手の苦笑いもかわいい!

ジュニアベルトの行方も楽しみです!

 

頂上対決!カリスティコvsボラドールJr.!

ファンタスティカマニアの大トリにふさわしい頂上対決、カリスティコ選手とボラドールJr.選手!

しょっぱなからフルスロットルで見応え充分です!

やっぱり技の精度が抜群に高いですね。

技だけでなく体の使い方のバランス感覚にも優れていて、迷いがなくキレッキレなんですよねー。

あと技が美しい、体も美しい、滞空してる時間も美しい、ちょっと格が違うお二人です。

最後は雪崩式のスパニッシュフライでボラドールJr.選手が勝利!

ちょっと最後はあっさり勝ってしまった印象ですが、試合自体は日本仕様な感じで、飛び技多めのエルボー&チョップ我慢の時間もあり、面白かったです!

オーラスはお約束のルチャドール全員集合!

いつもTシャツやマスクを観客席に投げようとして投げないっていう伝統芸がありますが、今年はけっこうTシャツやマスクを投げてくれてました。

ナマハゲ選手も鈴木軍のデスペラード選手だと最後のリングに上がれませんが、ナマハゲ選手ならここに上がれるので良かったですね。

そして、ルチャドールたちに今年も素晴らしい試合をありがとうと伝えたい、グラシアス!

 

ルチャドールたちはホントに全員超人って感じでキレキレでしたねー。

ミキティコさんみたいにルチャにはまる気持ちがよくわかります。

と思って、新日本ワールドで見れる本場のCMLLを見ると意外とハマらないんですよ‥。

筆者だけかもしれませんが、CMLLはアピールが多くて試合がゆっくり動くんで、なんか見てられないんですよね‥。

 

さて、ファンタスティカマニアが終了ということで、ようやく2019年の新日本プロレスの本編のシリーズが始まります。

っていうか、もうすでに次シリーズのニュービギニングが始まっているという事実。

時の流れは早いですが、次は札幌のロスインゴvs鈴木軍の全面戦争に向けて気持ちを整えたいと思います!

アディオス!

 

更新情報はTwitterから!

-レビュー
-

Copyright© ボマニア|プロレスにもぐる! , 2019 All Rights Reserved.