出典:新日本プロレスワールド

L・I・J レビュー

BUSHI&鷹木と金丸&デスペが魅せる「何も起こらない」ベストバウト![2.3札幌]

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THE NEW BEGINNING in SAPPORO、「何かが起こる」雪の札幌2連戦が終わりました!

いやー、そうきたかー、って感じですが、メインの内藤vsタイチ戦はなかなかの問題作だったと思います‥。

個人的には、花道で飯塚選手にやられた内藤選手が医務室に運ばれて復活するくだりが全く楽しめなかった‥。

昭和テロ事件のリバイバルがやりたかったのか、セミまで盛り上がってきた気持ちが一気に冷めちゃいましたよ‥。

リングの上のプロレス部分は面白かったですが、前半のアレがコレジャナイ感でいっぱいでした‥。

メインの試合の問題点は別記事にします‥。

とりあえず、札幌大会の個人的なベストバウトであるIWGPジュニアタッグのレビューをしたいと思います。

この試合にはサプライズはありませんでしたが、お互いが見せてきたプロレスの集大成と、前哨戦で丁寧に盛り上げてきたフラグの回収がきっちりできており、これぞプロレスって感じがしました!

メインの試合には奇をてらわずに、この試合を見習ってほしいですよ‥。

 

手負いの鷹木と、雪辱に燃えるBUSHI!

ここまでの前哨戦で金丸選手の低空ドロップキックを左膝にくらって、怪我をしてしまった鷹木選手。

左足を引きずり本来の力が出せない状況で鷹木選手が金丸選手にリベンジできるかどうか。

一方のBUSHI選手は前哨戦でデスペ選手から何度もマスクをはがされるという屈辱。

タイトルマッチで自分のマスクをはがされずにデスペラード選手の「きったないマスク」をはがすことができるかが注目ポイントでした。

出典:新日本プロレスワールド

 

 

試合は攻守がめまぐるしく入れ替わりながら、お互いの持ち味を発揮してテンポよく試合が進んでいきました。

BUSHI選手とデスペラード選手はマスクを取り合いながら、お互い意地を張りつつヒートアップ!

金丸選手は場外で鷹木選手の膝を攻めつつ、デスペ選手と連携もしながら試合を掌握。

出典:新日本プロレスワールド

鷹木選手は足を引きずりながらも、パワーとスピードがそんなに落ちなくて、怪物ぶりを発揮します。

この4選手は従来のジュニア選手のようなハイフライ的要素がほぼないにもかかわらず4選手とも円熟したプロレスを魅せることで、面白いプロレスを作り上げていた気がします。

 

いつも通りのいつもとは違うジュニアタッグ!

試合終盤、鷹木選手と金丸選手の一騎討ちの様相になり、とても盛り上がりました。

4度ドリームゲート王座を獲得した鷹木選手と、7度GHCジュニアヘビー級王座を獲得した金丸選手ですから、面白くないはずがないんですよね!

 

主導権を握った金丸選手の芸術的な旋回式DDTで鷹木選手を追い込みます!

これは逆に鷹木選手の軸がしっかりしてるのもあって、いつもより美しく見えましたね。

そして、金丸選手の技を受けきった鷹木選手の熨斗紙で反撃!

そこからお約束の消えるレフリー、ウイスキーのパイプ椅子返し、忘れた頃にやってくる毒霧、の3連続無法行為がわちゃわちゃで畳み掛けてきて、BUSHI選手の美しいトペスイシーダから鷹木選手のパンピングボンバーが火を噴きます!

この一連のスピード感のある流れは、プロレスの醍醐味が詰まった面白い流れでしたね。

そして最後はラストオブザドラゴンじゃなくて、BUSHI選手を呼び込んでリベリオン!

やっぱり最後が合体技だと、二人でベルトを守った感じが出て好感持てます。

BUSHI選手がけっこう高く跳躍しています!

勝った後はBUSHI選手がデスペ選手のマスクをはがして制御不能さも取り戻しました!

デスペ選手はBUSHI選手のマスクを汚して挑発しますが、BUSHI選手はデスペ選手のマスクを「きったないマスク」と認識しているので、すぐ客席に投げちゃいます。

二人のマスクの扱い方が違っていて面白いですね。

出典:新日本プロレスワールド

この試合のすごいところは4選手とも新しいことは何もやってないことですね。

全部何回も見たことあるムーブや技です。

それをテンポよくうまく組み合わせることで、新しいタイトルマッチを作りあげ、会場の熱狂をコントロールしていました!

東京ドームの3WAYは批判も多かったですから、ようやくジュニアタッグの価値を高めることに成功した一戦だったのではないでしょうか。

 

 

受けがスゴイ!バウンドしまくる金丸!

SNSでも話題でしたが、金丸選手の受けっぷりがすごかったです。

熨斗紙を受けた金丸選手は90度直立まで体を戻す衝撃!

出典:新日本プロレスワールド

パンピングボンバーを受けた金丸選手は斜めに回転しながら吹っ飛んで

出典:新日本プロレスワールド

立ち上がろうとしながら、ピンピンの姿勢でもう一度自力で吹っ飛ぶ!

これは邪道選手の受け方に近いですね。

出典:新日本プロレスワールド

リベリオンを受けた金丸選手は斜め上の後方へ吹っ飛ぶ!

外道選手やKUSHIDA選手以上の吹っ飛び受け!

静止画だけ見ると金丸選手がミサイルキックを放っているようにも見えなくなもないダマシ絵的な受けです!

出典:新日本プロレスワールド

中でも一番好きだったのは毒霧受けですね!

両手をバタバタさせながら、踊るように回転する金丸選手!ダンス受けですね。

毒霧受けの達人は本間選手だと思ってましたけど、金丸選手はもう違う次元に行ってます!

出典:新日本プロレスワールド

鷹木&BUSHI組がとても強く見えたのは、金丸選手の受けの力も大きかったと思います。

前日バックステージで言っていた金丸選手の話のとおりになりました。

金丸「俺ら2人でな、この2人のチャンピオンらしいところ、引き出してやるよ。よく見とけ」
引用:新日本プロレス公式

 

IWGPジュニアタッグを防衛したBUSHI&鷹木組は、次は3Kと戦う流れだと思いますが、この試合を超えられるかひじょうに楽しみです。

このジュニアタッグの試合にサプライズはありませんでしたが、プロレスの面白さは存分に詰まってたと思います。

しかし、メインの試合はこの試合と全く逆の形になってしまいました。

あぁ、メインの試合について書くのは気が重いな‥。

 

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