出典:新日本プロレスワールド

レビュー

豪華MSG大会後編!混乱の4WAYタッグからメインの大団円まで総括![4.6ニューヨークMSG]

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もう、どんたくシリーズが始まってしまっていますが、ようやくMSG大会の感想後編です‥。

ところでMSG大会は、新日本とROHの合同大会でしたが、メキシコのCMLLからドラゴン・リー選手とルーシュ選手が出場していましたし、イギリスのRPWの選手権試合もあって、ワールドワイドな大会でした。

そして選手だけでなく、レフリーも国際色豊かで個性的でした。

イギリスのRPWのレフリーの方は、かなりスリムで背が高く、どことなくジェントルマン的ロンドンっぽさを感じます。

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一方ROHのレフリーの方は首が埋没した完全なメタボ体型、肉食中心のアメリカをそこはかとなく感じます。

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我らが日本のマーティ浅見レフリーは、ウィキペディアによると身長157cmと、日本人男性でも小柄な方ですね。

日本人レフリーの中で一番声が大きく、アクションが派手な浅見レフリーが一番好きです!

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三ヶ国を代表する典型的なステレオタイプなレフリーたちを見比べるのも、MSG大会ならではで味わい深いものがありました。

全員どことなく可愛い雰囲気があるのはレフリーあるあるでしょうか‥。

さて、MSG大会本編の後半の感想です。

 

ヘビータッグ4WAY、盛り盛りの問題作!

この試合はIWGPとROHの二つのタッグベルトがかかっているということで、なかなか挑戦的な試みです。

しかもタッグの4WAYなので、全員が持ち味を出せるかどうか心配していましたが、SANADA&EVIL組はほとんどインパクトを残せないまま敗退してしまいました。

SANADA選手はまだパラダイスロックやブリスコブラザーズのフィニッシュ攻撃をくらっていて存在感が少しありましたが、EVIL選手にいたってはイービルホームランぐらいしか目立ったシーンがありませんでしたね‥。

特にEVIL選手はリング上で激しい攻撃を受けていないのに途中からリングに戻ることがありませんでした。

EVIL&SANADA組にとっては、もともと棚ボタ的にもらった4WAYタッグの出場権でしたが、むしろ出ない方が良かったんじゃないかとさえ思えてきました。

4チームの中で一番インパクトが弱かったし、最もインパクトを残したPCO&ブロディキング組とは全く絡めなかったので、チームの番付が4チームの中で一番下がってしまった印象です。

それでもMSG大会本戦に出たことをプラスと捉えるかどうか、難しいところですね‥。

その中でも一番印象的だったタッグチームはやはりPCO&ブロディキング組でした。

どちらも初めて見る選手でしたが、二人とも見た目のインパクトも凄く入場もド派手!

ブロディキング選手は全身タトゥーで目出し帽、ギャング感全開でヤバさ満点です。

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PCO選手はブロディ選手よりヤバくゴリゴリの怪奇派で、まさかの電気ショックからの蘇生で入場!

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アメリカインディープロレス感に溢れるPCO選手は、表情もイッちゃってしまわれています!

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しかも二人ともそれなりの巨体なのに、いとも簡単に飛んじゃいます!

中でもヤバイと思ったのは、ロープ際のマークブリスコ選手にPCO選手が放った場外スワントーンボム!

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ブリスコブラザーズが死んだと思いました‥、一般人なら体がまっぷたつでしょう。

このタッグチームは新日本のワールドタッグリーグにも、ぜひきてほしいですね。

ウォーマシーン以来の人気が出そうです!

でも最後に勝利したのはGODのタマ&ロア組!

PCO選手を捕まえての場外へのポイ捨てはPCO選手を凌ぐ鬼畜ぶり!

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トドメはブロディキング選手にスーパーパワーボムで勝負あり。

両者へのフィニッシュは説得力のある力技だったので、GODとしては世界にバレットクラブありを見せつけることができたんじゃないでしょうか!

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しかし、事件はさらに盛り盛りで試合後に動きます。

元WWEのエンゾ&キャス組が観客席から乱入し、ブリスコブラザーズと乱闘勃発!

何が起こっているのか理解できないGODは困惑気味。

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しかもその乱闘はカメラにはほぼ映されず、実況もあまりふれない感じ。

さらにその最中に矢野選手がIWGPタッグベルトを盗む暴挙。

乱入と乱入がぶつかり合う大混乱状態!

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場外では乱闘が続いている雰囲気だけど、カメラは全く映さないモヤモヤする展開。

最近の海外リーク情報では、この乱入劇はROHの上層部だけが知っていて、新日本には知らされていなかったとか何とか。

何が真実かはわかりませんが、タマ&ロア組はバックステージで激怒!

ロア選手は話が違う、と暴露気味に怒ってます!

出典:新日本プロレスワールド

タマ選手はROHのベルトを壁にマジでブン投げて怒ってます!

内藤選手以上のブン投げでビビります‥。

出典:新日本プロレスワールド

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バレットクラブではなく新日本って言っているところが、新日本愛のあるタマ選手らしいですね。

ド正論で怒っているのも妙に説得力があります。

バックステージを見る限り、GODは本当に乱入のことは知らなかったっぽいですね。

そもそも乱入してくるなら普通チャンピオンを襲うのがセオリーなわけで、負けたブリスコブラザーズを襲うのも変な感じです。

予定通り真面目にベルトを盗んだ矢野選手もインパクトが薄れ二次災害をもらった感じ。

ちょっとROHと新日本の絆にヒビが入りかねない事態になってしまいましたね。

でも刺激的な4WAYではあったので良しとしましょう!

 

ザック vs 棚橋、左肘が破壊される棚橋!

突如決まった感のあるブリティッシュヘビー級選手権試合。

ニュージャパンカップのザック選手のリベンジ的意味合いの試合ですが、棚橋選手としてはギリギリMSG大会本編の試合に滑り込むことができました。

試合前のTAKA選手のマイクがアメリカ仕様だったのはさすが元WWEという感じでしたね。

試合内容は徹底的なザック選手の左肘攻め!

棚橋選手の膝を攻めないのはマジでヤバイからでしょうか‥。

フィニッシュであるジム・ブレイクス・アームバーへの布石とも言える左肘の攻め方は理にかなっており、ザック選手の完全勝利のように見えました。

二人のプロレスは手が合うので見ていて面白いですが、第7試合ということもあり、棚橋選手が割とあっさりタップアウトしてしまいました。

この試合で左肘を痛めた棚橋選手は次期シリーズを欠場!

確かにザック選手の攻め方はエゲツなかったですが、怪我するほど危ない関節技だったかなーっていう印象です。

日曜日にMSG大会があって、棚橋選手の帰国&精密検査を待たずに翌月曜日には欠場のお知らせと次期シリーズ全戦のカード発表があったことを考えると、棚橋選手の欠場は最初から決まっていたんじゃないかなーって思いました。

もし棚橋選手がどんたくで重要なカードを担う立場だったなら、わずか1日でカード変更できる気がしないんですよね、完全に憶測ですが‥。

しかし棚橋選手は去年の後半からMSG大会まで、とても重要な役割を全うしたと言っても過言ではありません。

まず、G1優勝から主演映画を経てのドームでのイデオロギー闘争の間に、ケニー選手から新日本を取り戻し、新日本を守る役割をこなしたと思います。

その後、オカダ選手と同じようにジェイ選手の壁になり、新時代のスーパーヒールのジェイ選手を格上げすることで、もう一つ、新日本の未来を作る役割をこなしたと思います。

そしてニュージャパンカップでザック選手と因縁を作り、MSG大会へ出場。

今の手負いの棚橋選手にとっては十分すぎる活躍だったのではないでしょうか。

長期欠場でもいいからしっかり体をケアしてもらいたいです。

 

そういえば、ザック選手のバックステージがめちゃくちゃ毒舌でキレキレでした!

まず棚橋選手はゴミ扱い!

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内藤選手はスポンジ同然!

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オカダ選手をカズちゃんと呼び、お子様扱い!

出典:新日本プロレスワールド

ジェイ選手のことはバカで役立たず、と身も蓋もない‥。

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新日本のトップ4に対して言いたい放題すぎて、もはや面白い!

しかし、またしても公式HPの翻訳と全然違うんだよなー。

 

内藤 vs 飯伏、インターコンチが似合う飯伏!

このインターコンチ戦は内藤選手のIWGP戦線移動のため、飯伏選手が勝つと予想していましたが、それでも内藤選手には連敗して欲しくないなーと複雑な気持ちで見ていました。

試合序盤は久しぶりに内藤選手がトランキーロ戦法で飯伏選手を焦らします。

日本では最近影を潜めいていたとトランキーロ戦法ですが、MSG大会ということで、わかりやすく内藤選手をプレゼンするため、あえて使用していたんじゃないでしょうかね。

序盤、内藤選手が場外で柵に飯伏選手を打ち付けたときに、カメラクルーのスタッフにぶつかるアクシデント。

しかしそこを内藤選手がアドリブでスタッフに突っかかる制御不能ぶりを見せつけますが、スタッフがキレ気味で微動だにしなかったので、微妙な感じになってしまいました。

プロレスのスタッフならもう少し機転をきかせてほしかったですが、致し方ないですね‥。

試合は中盤以降まさしくいつもの内藤vs飯伏戦のように、激しくアグレッシブな戦いになりました。

飯伏選手のエプロンサイドでの断崖式フランケンシュタイナーは美しく、

スワンダイブ式のジャーマンは力強く決まりました。

飯伏選手のこの辺りの大技が決まりだしたので、逆に技を受けまくる内藤選手がリードしている試合のように感じてしまいましたが、最後は飯伏選手がボマイェ連発からのラストライド、カミゴェと試合を決めてしまいました!

ボマイェの2発目はVトリガーだったのではないか、という意見をSNSで目にしましたがどうなんでしょうかね。

ちょっと判別しづらいですね、よくわからないなー。

出典:新日本プロレスワールド

一方、内藤選手はコリエンド式デスティーノは見せたもののバレンティアなどの奥の手は出せず、掟破りの人でなしドライバーも崩れてしまい、少し精彩を欠いていたようでした。

この試合もまたザックvs棚橋戦と同様に第8試合が影響してか、最後の切り返し合戦があまりなく、ちょっとあっさりしていたような印象。

やっぱりこの二人の試合には凄く期待してしまう部分があるので、タイガードライバー91みたいな新しい何かを見せて欲しかったな、と正直思ってしまいました。

それでも飯伏選手視点から見れば、アメリカでボマイェからのカミゴェでのインターコンチ初戴冠というのは、とても深い意味があり素晴らしい試合だったと思います。

素直に飯伏選手にはインターコンチのベルトがよく似合っており、今後の防衛ロードは楽しみですね。

飯伏選手ならまだ誰と戦っても新鮮味があるので、東京ドームまで防衛しそうな雰囲気があります。

内藤選手は負けてはしまいましたが、これで6月の大阪城はようやくIWGP戦線かな、と思ってどんたくシリーズのカード発表を見て見たら、どんたく最終戦のセミに内藤選手の名前がありませんでした!

出典:新日本プロレスワールド

セミに名前がないどころか、ロスインゴでただ一人、最終戦までテーマがありません‥。

そして、どんたく最終戦のセミファイナルのシングルマッチは何と石井 vs EVIL戦!

このカードは一体何を意味するのでしょうか、いったいぜんたい大阪城のメインはどんなカードになるのでしょう。

これはまた別記事で書きたいと思います‥。

 

3WAYラダーマッチ、狂気のテイヴェンがラダーを制す!

ROH世界選手権試合の3WAYラダーマッチがセミファイナル。

ラダーマッチなんて絶対面白くなってしまう試合形式なので正直ずるいなー、って思ってしまいます。

しかも、ラダーマッチはラダーを設置する時間が発生してしまうのでスピード感がなくなってしまいがちですが、3WAYにすることでダメージを受けた選手の回復を待たなくてもいいので、3WAYがラダーマッチの弱点を補っていますね。

ラダー上でのスカル選手の指ポキや、テイヴェン選手の自爆っぷりなど、アイデアたっぷりの30分で楽しめました。

結局、一番ラダーを受けまくっていたテイヴェン選手がラダー頂上からリーサル選手を落下させて勝利!

出典:新日本プロレスワールド

勝利したテイヴェン選手はこの表情!

モヒカンな髪型がタクシードライバー時代の狂気なデニーロを彷彿とさせます!

テイヴェン選手の魅力が今まであまりわからなかったですが、この試合ですごく魅かれました。

どことなく高貴な顔立ちながら、我が身を省みない攻撃は儚くも狂気的。

新日本にもまた参戦してほしいですよ。

 

まあ、しかしラダーマッチはどうしてもお祭り感が強いので、タイトルマッチ感は弱くなってしまいますね。

また、新日本ファンとしてはエルガン選手とケニー選手の名作ラダーマッチの記憶があるので、どうしてもあの試合と比較してしまうんですが、エルガン&ケニーのラダーマッチほどのスペクタルさはありませんでしたね。

ちょっと試合時間が長く感じはしましたけど、全体的にはとても面白かったです。

 

ジェイ vs オカダ、オカダ勝利で大団円!

上から下までホワイト全開なコスチュームで、MSG大会をチャンピオンとして最後に入場したジェイ選手。

出典:新日本プロレスワールド

入場曲も、バックに流れるPVも、やたらクオリティの高いジェイ選手。

あらゆるところに新日本プロレスの期待を感じます。

この試合で改めてジェイ選手の強さを考えてみました。

全体的な能力が高いのはもちろんですが、のらりくらりとした試合運びと、技に入る時のギアの入れ方が秀逸です。

レインメーカーに対して座り込んで技を受けなかったと思えば、一瞬でコンプリートショットを決めてしまうスピード!

出典:新日本プロレスワールド

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さらにジェイ選手は既存の技の数々に少しづつ自分なりのアレンジをしていますが、技だけじゃなくてプロレスの「間」もアレンジしている気がします。

ちょっと早くしたり、ちょっと遅くしたり、派手ではないけど確実に人とは違う「間」を作り出して、独特なジェイワールドを作りあげていると思います。

ハイフライヤーとかパワーファイターみたいなわかりやすいことではないので、理解されづらいところではありますが、とにかくプロレスが上手いし、研究しているという印象です!

試合の終盤、ジェイ選手のブレードランナーをオカダ選手が切り返して、ローリングレインメーカーを決めた時、試合が大きく動きました!

いつもレインメーカーを切り返されてブレードランナーを決められてしまうオカダ選手が、しっかりとブレードランナーを研究してきた印象です。

しかしジェイ選手も何とかツームストンを切り返しブレードランナーを決めて互角のダメージに。

その後、絶妙なタイミングで外道選手の介入と同時にジェイ選手のローブローが決まり万事休す!

出典:新日本プロレスワールド

しかしローブローのダメージを全く感じさせないオカダ選手は、その後怒涛のレインメーカーを3発決めてジェイ選手に完勝します!

あのローブローは何だったのか‥。

勝因は5発のレインメーカーだったと思いますが、カウンターで放つドロップキックも効いてました!

ドロップキックを何発放ったか覚えてませんが、ここぞっていう時のドロップキックで一気に形成を逆転してしまうのがオカダ選手の強みだと思います。

終盤はほぼドロップキックとツームストンとレインメーカーしかやってない気がしますね。

出典:新日本プロレスワールド

試合自体はとても見応えのある試合でしたが、東京ドームでジェイ選手がオカダ選手に勝利したインパクトは超えてはいなかったように思います。

難しいところですが、オカダ選手ももう一回ぐらいブレードランナーを食らっていれば、両者拮抗した死闘になったような気がします。

レインメーカー5発とブレードランナー1発ではちょっと不公平な気がしちゃいました‥。

最後はオカダ選手が昔のような圧倒的な強さを取り戻してしまったので、良くも悪くもオカダ選手の強さが目立ちすぎてしまったかなと思います。

しかし、これでオカダ選手はジェイ選手に対してようやく勝利をあげることができました。

それでも対戦成績はまだオカダ選手の1勝2敗。

オカダ選手に唯一勝ち越している選手がジェイ選手なので、今後の二人の戦いも楽しみです。

これでオカダ選手はジェイ選手との長い因縁に一応のピリオドを打ちました。

そしてMSG大会という世界的な大会でチャンピオンに返り咲いたオカダ選手は、完璧なタイミングで結婚を発表!

ご結婚おめでとうございます!

結婚報道を聞いた瞬間にオーカーン選手の顔が浮かんでしまいました‥。

とにかく早朝のMSG大会は新鮮でいろいろな意味で刺激的でした。

ROHとの合同大会であったことや、エリートの選手がいた頃にチケットが完売したことを考えると、次のG1開幕戦でのアメリカ大会こそが新日本プロレスの試金石になるかと思います。

新日本プロレスにはこの勢いのまま、G1開幕戦まで突っ走っていただきたいです。

 

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