出典:新日本プロレスワールド

L・I・J レビュー

25分越えの大熱戦!鷹木 vs SHOというSUPER Jr.の新風景。[5.13宮城]

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死闘、激闘、大熱戦。

早くもベストバウトの呼び声高い、鷹木選手とSHO選手の「BEST OF THE SUPER Jr.26」の開幕戦。

凱旋帰国してから2回目のスーパージュニア参戦の若さ溢れるSHO選手。

新日本に電撃参戦してから初めてのスーパージュニアを迎える移籍組の鷹木選手。

ある意味、去年まで新日本ジュニアのシングル戦線ど真ん中にいなかった二人が、今年のスーパージュニアでいきなり凄い試合を見せてくれた。

そして、去年の新日本ジュニアの顔とも言うべきヒロム選手と、最もシングルベルトに近い雰囲気を醸し出していたデスペラード選手が欠場した今大会の開幕戦で、鷹木選手とSHO選手がこんな素晴らしい試合を見せてくれたことにデスティーノを感じざるを得ない。

キャリアの浅いSHO選手と外敵ともいえる鷹木選手が、新日本の源流のような熱い試合をやってのけた。

なんだか懐かしくも新しいプロレスの光景が広がっていたような気がする。

 

SHOの入場曲。

去年同様、MMAスタイルを感じさせる出で立ちで入場したSHO選手。

そして、入場曲が流れた時にとても安心した。

Roppongi3Kの曲じゃなくて、SHO選手のオリジナル曲だったからだ。

やっぱりシングルの時はチームの曲じゃなくて、個人の曲で入場してほしい。

しかも、新日本では今までなかったゲームミュージックっぽい電子音の入場曲。

音ゲーがめちゃくちゃうまいと噂のSHO選手らしい入場曲である。

ちなみにSHO選手はメキシコ修行時代も音ゲーの曲で入場していたらしい。

雷神、ハイボルテージ、電子音とコンセプトがしっかり繋がっていて面白い。

 

4度訪れるクライマックス!

5.13宮城のセミファイナルの試合として組まれた鷹木vsSHO戦。

セミファイナルとしては異例の25分越えの試合となった。

お互い何度もエルボーとラリアットを出し合い、何度もダウンするが這い上がる。

試合を終わらせる最初のチャンスをつかんだのはSHO選手。

ジャーマン3連発、そしてパワーボムの体勢からの荒々しいバックブリーカー!

トドメのショックアローの体勢で最初のクライマックスが訪れる!

SHO選手が一気に勝利を呼び寄せようとするが、鷹木選手がエスケープ。

そして、ピンチの後にはチャンスあり。

今度は鷹木選手がパーフェクトな熨斗紙からパンピングボンバー!

そのまま鷹木選手がラストオブザドラゴンで決めようと、2度目のクライマックス!

ここまではタッグの試合で何度も見た光景だ。

しかし、ここからのSHO選手の粘りが素晴らしかった。

SHO選手の懐刀とも言うべき、サブミッションでラストオブザドラゴンを切り抜ける。

そのまま、KUSHIDA選手の意思を継ぐようなホバーボードロックを彷彿とさせる体勢。

腕ひしぎ逆十字、三角絞め、飛びつき式と、執念で鷹木選手を締め上げる。

鷹木選手が公式のインタビューで関節技が苦手みたいなことを言っていたので、SHO選手が勝つならまさにここしかなかった。

鷹木選手にはあまり見せていなかったSHO選手のMMA仕込みのサブミッションで、3度目のクライマックスが訪れる。

しかし、ギリギリのところで鷹木選手が必死の形相でエスケープに成功。

このピンチを切り抜けたことで戦況は鷹木選手に傾く。

20分を超えお互いヘトヘトになりながらも、スピードも勢いも落ちない鷹木選手が今日何度目かのパンピングボンバーを炸裂させ、4度目のクライマックスへ。

最後はラストオブザドラゴンで鷹木選手が勝利!

まさにシーソーゲームのような展開でお互いの持ち味を存分に出し合って戦った素晴らしいプロレスであった。

 

SHOの鷹木越えという物語。

試合を面白くしたのは、やっぱりSHO選手の執念の頑張りだ。

直線的な力比べのような展開の後に、相手が嫌がるサブミッションをしつこく仕掛けた。

パワーで勝る鷹木選手の牙城が崩れるんじゃないかと会場全体を期待させたのだ。

しかし、その執念をも破壊した鷹木選手のタフネスさはハンパなかった。

SHO選手とは対照的に、鷹木選手は新日本で使っているいつもの技を最後まで使い続けた。

1回でダメなら何度でも炸裂させ、最後はSHO選手の強い矢を折ってしまった。

鷹木選手もまた執念のパワーで戦っていた。

SHO選手が勝つんじゃないかというあわやのシーンもあったが、最後は鷹木選手が勝利した。

SHO選手の鷹木越えは果たされなかったが、それはつまり、SHO選手の鷹木越えというストーリーがまだまだ続くということなので、ファンにとっては嬉しい知らせでもある。

とにもかくにも、こんなスーパージュニアが見れて幸せだ。

 

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