出典:新日本プロレスワールド

考察

G1レボリューション!いつもと違う今年のG1クライマックス!

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6.16キズナロード後楽園で、今年のG1クライマックス出場選手が発表されました!

去年はそれほどメンバーが変わりませんでしたが、今年はけっこうメンバーの入れ替えがありました。

元WWEや、ジュニア選手の参戦など、G1新時代を感じさせる参戦選手の顔ぶれです。

と同時に、いつものレギュラー参戦選手がG1に落選してしまうという驚きもありました。

メンバー選考に関しては賛否両論ありますが、新日本の一歩踏み出す勇気を感じます。

G1を新しく変えていこうという意気込みが伝わりますし、色々な面で今年のG1は変革の年になったと思います。

 

G1のスケジュール改革!

ところで、今年のG1の会場はいつもとは違い、大都市での2連戦を中心にしつつ後楽園と日本武道館の3連戦を加えて、全部で19大会12会場です。

なるべく選手の移動の負担が少なくなるようスケジュールされているのがわかります。

夏のG1は新日本のレスラーにとって、1年で最も過酷なシリーズですので、こういった配慮は選手に嬉しい改善案でしょう。

地方の方にとっては観戦する機会が減ってしまうかもしれませんが、都市部まで遠征してAとBの両ブロック見るというファンの方もきっといるはず。

今まで、1試合しか観戦しなかったファンの方も、2連戦なら2試合見たいという気持ちになるのではないでしょうか。

なおかつ2連戦は、リングや照明の設置・撤収などの負担も減るので、スタッフも休めますし、コストダウンも計れるのでしょう。

選手・スタッフ・マーケティング的にもリーグ戦の2連戦は、いいこと尽くめな気がします。

と言いつつも、今年は初戦がアメリカなので、大変ちゃあ大変なんですけども‥。

 

G1の年齢の改革。

今年G1を外れた選手で、最もファンを驚かせたのは鈴木選手でしょう。

去年50歳を過ぎた鈴木選手。

今年はもしかしたら、と思っていましたが、やはり外れてしまいました。

新日本はここ最近、50才を過ぎた選手を、トップ戦線から外す傾向にあります。

特に鈴木選手はノアからUターンしてコンスタントにシングルベルトに関わっていましたが、今年の東京ドームあたりから、シングルベルトには絡めなくなってしまいました。

永田選手やライガー選手がリーグ戦から外れたように、50歳の壁が新日本にはあるようです。

いくら鈴木選手が元気でも、体が50歳であるのは間違いないわけで、新日本としては安全管理の一つと言えるかもしれません。

しかし、海外人気も高い鈴木選手を外すのは、新日本にとっても苦しい決断だったのではないでしょうか。

出典:新日本プロレスワールド

そして真壁選手もG1を外れました。

去年まで15年連続15回出場していましたが、ついに今年G1参戦ならず。

真壁選手はまだ46歳だけにちょっと早い落選ですけども、本間選手が怪我をしてからはタッグベルトに絡むこともできず、広報活動の方が主になってきていたので、予感はビンビンしていました。

ここ数年のG1はけっこう辛そうにも見えましたので、あまりコンディションも良くないかもしれません。

特にG1に関するコメントも出してないので、ちょっと寂しい限りですね。

 

G1の実績の改革。

さらにYOSHI-HASHI選手もG1を外れました。

それこそYOSHI-HASHI選手は37歳、レスラーとしては脂の乗った年齢です。

同年齢の選手が活躍しているだけに悔しい結果でしょう。

ここ3年間はG1に連続で出場していましたが、この3年間の試合内容と結果を新日本に判断されてしまったかもしれません。

ニュージャパンカップでの石井戦で良い兆しが見え始めたところでしたから残念‥。

しかも、現在のキズナロードはYOSHI-HASHI選手を中心に動いている状態ですから、こういうチャンスにインパクトを残して、来年につなげておきたいところです。

ただどうしても今年のG1参戦選手と比べれば、見劣りしてしまうのも事実だと思います。

これをきっかけに奮起できればいいのですが‥。

 

G1にジュニア参戦!

そして、今年のG1にはジュニアからオスプレイ選手と鷹木選手が参戦しました。

ジュニアのG1参戦はかなり久しぶりです。

これによって今年のG1は新鮮な組み合わせがいくつもできるし、面白そうなカードが増えました。

しかし、個人的にはジュニアのG1参戦には反対でした。

今年スーパージュニアの決勝戦に出た二人がG1参戦を希望したわけですが、そうなってくると、スーパージュニアがG1のための予選会に見えなくもない。

ジュニアの価値を上げるために、ジュニアの選手がヘビーの選手に勝つことが当たり前になったら、最終的にジュニアのカテゴリが必要ないことの証明になってしまうような気がします。

スーパージュニアの決勝戦や大阪城のIWGPジュニアのような、ジュニア同士でヘビーを超える素晴らしい試合を見たいのが本音です。

とはいえ、ジュニアでも別格のオスプレイ選手と鷹木選手がG1に参戦することにはワクワクせざるを得ません。

また、ジュニアだろうと、ヘビーだろうと、今一番いいフレッシュな選手をG1で見せたいという新日本の意図も感じます。

これも一つのG1改革の挑戦のような気がするので、今年はあまりジュニアとかのカテゴリを気にせず、G1を楽しみたいと思います。

 

G1に元WWE参戦!

今年のG1のサプライズは、何と言っても元WWEのモクスリー選手とKENTA選手!

この二人の対戦カードの組み合わせは全てが新鮮ですね。

モクスリー選手はAEW、KENTA選手はノアに所属するのではないかという予想を覆し、G1参戦まで実現できたのは新日本フロント陣の交渉力の賜物でしょう。

また、このような元WWEの大物選手が新日本を選ぶのは、新日本の海外戦略の一つの結果と言ってもいいと思います。

KENTA選手は新日本公式のインタビューで語っていましたが、「もう一回、自分のプロレスを世界に見せたい」という気持ちから、世界を意識した新日本のリングを選んだそうです。

このブログで、だいぶ前に「劇薬ジェリコは必要か」みたいな記事を書いたんですが、それは海外戦略の行き過ぎで国内をおざなりにしすぎではないかという意図で書きました。

しかし、無理をしてでも海外戦略を推し進めたことで、新たな海外の大物レスラーが新日本を選ぶようになってくれています。

海外戦略は単純に世界の多くのファンを集めるだけではなく、世界を意識した人気レスラーが集まってくるという効果もあるわけです。

やっぱり今という時代は国内も海外も両方大事で、両方おざなりにできないのだな、と感じました。

簡単に海外戦略を批判したらいけませんね‥。

 

永田選手の思いと海野選手の気持ち。

ところで、6.17キズナロード後楽園のバックステージで永田選手と海野選手がこんなコメントを出していました。

永田「2年前に自らラストと宣言したのも、もっと新しい……本当はこういう(※横にいる海野の背中をポンポンと叩く)新しい力が参戦してくれることを願って辞退したのもあるんで、そういう部分でちょっと不満はありますね。やっぱり外のいろんな目新しい選手が来るのもいいけど、若手をどんどん表に出すってこともしないとどうなのかなって、ちょっと思っちゃいましたね。俺が『G1 CLIMAX』外れてちょうど丸2年。そろそろ若い芽も出てきてほしいなと。翔太みたいな選手に出てきてほしいなと思いました。(※海野に)来年頑張れよ!」

海野「まず、『G1 CLIMAX』、出場できなかったです。すっごい悔しい。けど、何が悔しいかって、ジュニアヘビーから2人出たこと。あと、元WWEの選手だから、マイクでひと言しゃべっただけで出れる。そんな現状に、納得いってない。WWEなんて関係ないよ! ジュニアもヘビーも関係ない。若手だから、出ちゃいけないのか。実績がないから出ちゃいけないのか。そうじゃないだろう。新日本の生え抜きとして、ここから全部挽回してやる。全て、飲み込んでやる。この悔しさは、絶対忘れません!」

引用:新日本プロレス公式

この二人のコメントがすごく胸に響きました。

海野選手がストレートにジュニアの選手と元WWEの選手にジェラシーをぶつけているのが、とても好感持てます。

そして2年前に未来を見据えて、自らが若手の邪魔にならないように、G1から身を引いた永田選手。

しかし、ヤングライオンのG1参戦は実現しませんでした。

今のG1に育成枠をつくるというのが難しいのもわかりますが、成田選手がスーパージュニアに出たように、海野選手にもG1に出て欲しかったなーという気持ちもあります。

この辺りは今後のG1の課題にしていただきたいところですね。

 

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