出典:新日本プロレスワールド

レビュー

飯伏G1初優勝で新日トップ4の覚悟!飯伏とジェイの第1章はじまる。[G1 29 8.12日本武道館]

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ボッ、ボッグです!

8.12日本武道館、G1クライマックス29 決勝戦、飯伏幸太vsジェイ・ホワイト。

ついに、今年の最強の夏男が決定してしまいました。

約1ヶ月に渡る20人のレスラーの戦いの頂点。

どちらが勝っても初優勝!

飯伏vsジェイ戦を振り返ります。

 

神&超人を超えてきた飯伏と、カリスマ&狂犬を破ったジェイの頂上対決!

試合は一進一退の攻防の中、ジェイ選手は飯伏選手の怪我をしている足首を攻めつつ、裏投げなどの大技を絡めていきます。

前日の椅子での足首攻撃から徹底した足首攻めに出るジェイ選手が、イブシタップアウトならぬITOで締め上げます!

変形裏四の字なんですが、手で逃げられないのが苦しいところで、いつもガッチリ決まるステキな関節技。

何とかITOを抜け出した飯伏選手はセカンドロープからの投げっぱなしジャーマン!

初めて見たときは、なんて危険な技なんだと思いましたが、意外と低めに投げているので、そこまで危険な感じはしなくなりましたね。

さらに飯伏選手は得意のシットダウン式ラストライドでジェイ選手をマットに叩きつけます!

パワーとスピードが融合したスゴいラストライド!

その後、外道選手の介入やら色々ありましたが、全てを防いだ飯伏選手がボマイェをスマッシュヒット!

このまま、一気に飯伏選手がカミゴェにいくかと思いきや、なんとジェイ選手がブレードランナーで迎撃!

出典:新日本プロレスワールド

あわやジェイ選手の勝利かと思いましたが、ダメージが深くカバーに行けず。

なんとかヘッドバットで蘇生した飯伏選手が再びカミゴェに行きますが、ジェイ選手が切り返してSSS2連発!

そのまま、ジェイ選手が自身の勝ちパターンであるクロスアーム式ブラディサンデーを決めて、飯伏選手は絶体絶命万事休す!

しかし、トドメのブレードランナーを飯伏選手がジャンピングニーで切り返します!

ここから怒涛の切り返し合戦になりますが、最後は飯伏選手のカミゴェがついにジェイ選手にヒット!

だが、負けたくない意地のジェイ選手がキックアウト!

最後の最後は、粘るジェイ選手を飯伏選手が2度目のカミゴェでG1初制覇!

 

飯伏G1初優勝で、新日本トップ4の覚悟!

ついに飯伏選手がG1の頂きを獲りました!

今の新日本でG1覇者になることは、リーグ戦で勝つということだけでなく、とてもとても重い意味があるような気がします。

暗黙の了解ではありますが、新日本のトップ4として認められる条件は、IWGPを戴冠するか、G1覇者になるかどちらか。

これでようやく棚橋選手から飯伏選手に、新日本本隊トップのバトンが渡されるのではないでしょうか。

そしてトップ4になるということは、新日本の看板を背負うということ。

飯伏選手の勝利後のリング上のマイクが全てを語っていたと思います。

あの破天荒で変態でプロレスに狂っていた飯伏選手が、ちゃんと新日本というプロレス興行会社をアピールしている!

これが棚橋選手が以前に進言していた「覚悟」ということなのかもしれません。

ちょっと大人になった飯伏選手といった感じでしょうか。

 

しかし、試合後のバックステージに本隊の選手が誰も来てくれないのは少しヒドイんじゃないかと思います‥。

せっかく新日本を背負って立つ覚悟のマイクをしたにも関わらず、なぜ誰も来ないの‥。

せめて棚橋選手には来て欲しかったけども‥。

もしかしたら、飯伏選手が一人で会見をしたかったのかもしれませんが‥。

とはいえ、新日本での飯伏選手の仲間といえば、やはりケニー選手のイメージがまだ強く残っています。

そして新日本の居場所という意味では棚橋選手に遠く及びません。

ここから飯伏選手が新日本本隊のトップとして認められるには、新日本本隊の他の選手たちとの物語が必要なのかもしれません。

 

飯伏とジェイの第1章、唯一足りなかったのは二人の物語。

G1決勝の試合はスピード感あふれる二人ならではの素晴らしい試合でした。

バキバキボディの二人によるレベルの高いプロレス、ブレードランナーが決まった時の絶望感、最後の切り返し合戦、ブレードランナーを膝で切り返した閃き、カミゴェを返したジェイ選手の意地、ドキドキが止まらないG1決勝にふさわしい31分1秒の戦いだったと思います。

しかし、個人的になにかほんの少し物足りない部分があったような気がしました。

多分それは二人が初対決だったということもあり、二人の間の関係性が希薄で、あまり因縁やドラマが見えなかったことに起因していたように思います。

例えば、棚橋選手・オカダ選手・内藤選手には二人ともそれなりに多くの関係性がありますが、飯伏選手とジェイ選手の間にはここまでほとんど接点がありませんでした。

無理やり探せば、飯伏選手のパートナーのケニー選手が、以前所属していたバレクラの現リーダーがジェイ選手である、ということぐらいでしょうか。

ちょっとケニー選手を挟んでいるから関係性としては微妙‥。

そんな二人の距離感を、ジェイ選手が前日の無法足首攻撃で縮めようとしましたが、なかなかそれぐらいの付け焼き刃では二人の距離はそこまで近づかなかった気がします。

しかし、それもこれも初対決ですし、リーグ戦の決勝ですから致し方ありません。

ここから飯伏選手とジェイ選手の物語の第1章が始まるのだと思います。

 

東京ドームからG1、そして東京ドームへ。

今年の1.4東京ドームは、本隊の棚橋選手とバレクラのケニー選手の戦いでした。

イデオロギー対決と呼ばれた二人の試合は、棚橋選手とケニー選手が技を掛け合うだけじゃないお互いの物語がぶつかり合うような、プロレスならではの戦いだったように思います。

そして、時は流れてG1決勝の日本武道館は、本隊の飯伏選手とバレクラのジェイ選手の戦い

わずか8ヶ月ですが、両ユニットのリーダーが入れ替わった新鮮さと感慨深さがありますね。

飯伏選手は神である棚橋選手や退団したケニー選手にとらわれず、そしてジェイ選手は外道マネージャーにとらわれず、他の誰でもない自分たちの新しい新日本の物語を紡いでいってほしいと思います。

そして、その物語はまた東京ドームへ繋がっていくのでしょうね‥。

 

以上、ボッ、ボッグでした!

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