出典:新日本プロレスワールド

考察

KENTA vs 石井戦は途中で止めるべきだったんじゃないか問題。

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ボッ、ボッグです!

遅ればせながら、物議を醸してるNJPW Royal Questの石井 vs KENTAのNEVER戦をワールドで観戦しました!

正直な感想としては、途中から怖くて見ていられませんでした‥。

SNSでもこの試合は反響が大きいようで、賛否巻き起こる事態になってしまいました。

ただ、素人目に見ても試合中盤でKENTA選手にアクシデントがあったのは間違いないと思います。

個人的にこの試合で問題だったことは、KENTA選手がどうとかこうとかいう問題ではなく、選手にアクシデントが起きた時に試合を止めることができなかったことじゃないかと感じました。

試合を止めれば、今後のストーリーやスケジュールを変更せざるを得ないというリスクは当然あるわけですが、やはり選手の安全を第一に考えてほしいところ。

結果論ですが、あの状態で強引に試合を続けてしまったことで余計な批判までもらってしまったような気がします。

ちょっと考えさせられる試合だったのではないでしょうか。

 

試合中盤で、KENTAにアクシデント!?

試合前半は石井選手とKENTA選手らしいバチバチの試合を繰り広げていました。

しかし試合中盤くらいで、石井選手のジャーマンをくらったKENTA選手は明らかに動きがおかしくなってしまいました。

出典:新日本プロレスワールド

ジャーマンの受け方がちょっと斜めに落ちたかのように見えましたが、カメラの角度であまりよく見えません‥。

その直後KENTA選手が、走りこんできた石井選手にパワースラムをかけようとしたように見えましたが、体に全然力が入らず倒れ込んでしまいました。

出典:新日本プロレスワールド

脳震盪っぽい感じに見えましたが、実際何が起こったのかまではわかりませんし、もしかしたら首にダメージがあって体が痺れていたのかもしれません。

細かいことはよくわかりませんが、明らかに尋常ではないダメージが見受けられました。

しかし、なんとかKENTA選手が踏ん張って朦朧としながらも、ダイビングフットスタンプを決めたりしていましたが、石井選手の垂直落下式ブレーンバスターを切り返そうとしたところ、うまく切り替えせず二人とも体勢を崩したような形になってしまいました。

出典:新日本プロレスワールド

ここで立つこともままならないKENTA選手が機転を利かしてアグラで石井選手を挑発。

出典:新日本プロレスワールド

石井選手も乗っかり、しばらくアグラ張り手でKENTA選手の回復を待っているかのようでした。

その後G.o.Dが乱入して、なんやかんやあって石井選手にマジックキラー。

出典:新日本プロレスワールド

G.o.Dの乱入は、その後の石井&YOSHI-HASHI組との因縁から考えても当初からの予定通りだったと思いますが、本当の意味でKENTA選手を助けてくれた気がします。

そして何とかKENTA選手がgo2sleepで石井選手に勝利。

KENTA選手はトップロープに上ってベルトをアピールしようとしましたが、トップロープにどうやっても登れない‥。

出典:新日本プロレスワールド

トップロープに登るだけなのにこの表情‥、それほどまでに体に力が入らないようでした‥。

何とかロア選手のサポートを受けてトップロープに上がりましたが、KENTA選手のダメージの深さを物語っていたと思います。

 

試合を止めることはできなかったのか。

KENTA選手の体に力が入らず倒れ込んでしまった時に、レフリーがKENTA選手に話しかけているようでしたが、おそらくKENTA選手は「まだできる」的なことを言ったのではないでしょうか。

出典:新日本プロレスワールド

もしそこでKENTA選手が「できない」と言ったならば試合は終わっていたと思います。

しかし、試合はまだ中盤あたりだったのと、KENTA選手にとってヒールになってからの初めての試合で、さらにNEVER戴冠を見据えた試合だったので、KENTA選手は何としても試合をやり遂げたかったのでしょう。

選手は基本的に無理をしてでも責任感で試合を続けてしまう傾向にあると思います。

やはりリング上でアクシデントが起こった時は、選手以外のスタッフが試合を止めるべきです。

試合を止めないまでも、せめてインターバルを入れることはできたのではないでしょうか。

トレーナーやドクターが入ってくるべき状況だったと思いますし、レフリーとリングアナで一旦止めることはできたと思います。

話し合ったり、状況を鑑みたりした上で、試合を再開するなら理解できますが、全て選手任せにしてしまっていいものなのでしょうか。

 

アクシデントのまま、試合を続けることの怖さ。

仮に軽度の脳震盪だから大丈夫という判断がスタッフ内にあったとしても、KENTA選手の体に力が入っていない以上、そのまま試合を続けることは別のアクシデントを誘発する怖さがあります。

プロレスの技は攻める方と受ける方の高度な技術のやりとりがあるはずです。

一方の選手の体に力が入っていない状態で、危険なプロレスの技を仕掛けることは新たな怪我をするリスクが極めて高くなると思います。

実際、KENTA選手のパワースラムや垂直落下式の切り返しは不完全な状態になっていました。

試合を止めるタイミングは何度もあったのではないかと思います。

出典:新日本プロレスワールド

また、脳震盪を起こしているかもしれない選手にエルボーやヘッドバットを入れなければならない石井選手もかわいそうです。

手加減をするわけにもいかず、万が一それで別の怪我を誘発してしまったなら後味の悪い試合になってしまうでしょう。

そもそもレスラー同士が万全の状態で戦っても怪我をする時は怪我をしてしまいます。

であるならば、アクシデントで体に力が入っていない状態の選手は、試合を続けていいコンディションとは言えないのではないでしょうか。

 

危険なプロレスを安心して見たい。

飯伏選手のツイッターから想像すると、KENTA選手の体調不良で別府まで試合が組まれなかったと推測できます。

KENTA選手は病院に直行だったのかな‥。

しかし、公式からはKENTA選手の状況に関しては何もアナウンスがありませんね‥。

 

新日本プロレスは、昔と違い今や家族で楽しめるコンテンツを目指しているはずです。

そこはRIZINなどの総合格闘技とは全く違う部分だと思います。

理由はどうあれ、試合中に重大なアクシデントがあった選手が無理して行った試合を、僕は楽しめませんでした。

特に脳震盪などの頭部に関わるアクシデントならば、レスラーの根性とか意地とかの前に、レスラーの安全を最優先で考えてほしい。

せめてインターバルを取って、トレーナーかドクターのチェックを受けてほしい。

今年の1.4では飯伏選手が脳震盪、2017年には柴田選手が急性硬膜下血腫。

ライバル団体のWWEは脳震盪に対してとても慎重な姿勢を見せています。

新日本プロレスも選手の安全に対してはいろいろ対策を講じているわけですから、リング上のアクシデントに対しても素早く的確な判断をしていただきたいところです。

 

複雑なことを言うかもしれませんが、僕は危険なプロレスを安心して見たいのです。

コンディションの整ったレスラーだからこそできる、ハイレベルな戦いを感じたい。

KENTA選手には体調を万全にしてもらって、試合には勝ってますけど、気持ち的にもう一度、石井選手にリベンジしてもらいたいです。

アクシデントが起こってしまった状態のプロレスが「KENTAのプロレス」のわけがない。

石井選手はKENTA選手を最も引き出してくれる相手だと思うので、今後のKENTA選手の逆襲に期待しています。

でも、脳震盪ならできる限りトランキーロで戻ってきてほしいです。

 

以上、ボッ、ボッグでした。

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