出典:新日本プロレスワールド

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1.4ドームのメインはオカダvs飯伏!SANADAとEVILは両国に散る‥。[10.14両国]

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ボッ、ボッグです!

10.14両国、KING OF PRO-WRESTLINGが開催されました!

しかし、台風の影響で、まさかのモクスリー選手とザック選手が来日できないハプニング!

海外がらみはトラブル続きでなかなか思うようにいきませんね‥。

しかし、終わってみればモクスリーショックも忘れるぐらい、大いに盛り上がった大会になったのではないでしょうか。

セミとメインの大事なカードに変更がなかったのが不幸中の幸いですかね。

そして一夜明けて、「WRESTLE KINGDOM 14 第1弾対戦カード発表記者会見」が開かれ、1.4東京ドームのメインがオカダvs飯伏のIWGP戦に決定しました。

今年は飯伏選手の飛躍の年ですので、なるべくしてなったな、という印象のカードです。

オカダ選手のG1でのリベンジというテーマも残っていますからね。

1.5の情報も少し出るかな、って期待しましたが、あとはライガー選手の引退カードのみの発表でした。

まだまだ1.5の情報はトランキーロってことかな‥。

そして、オカダvs飯伏戦が決まったということは、SANADA選手とEVIL選手が負けてしまったということで、つまり、ロスインゴ秋のシングル4連戦はやっぱり全敗ということに‥。

ロスインゴの秋のシングル4連発!でも‥全敗の匂いが漂うの巻。

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予想はしていましたが、やはりロスインゴ全敗はツライ‥。

とにもかくにもメインとセミの試合を、SANADA&EVIL目線で振り返ります。

 

セミファイナルの権利証戦、飯伏 vs EVILの全身全霊全力対決!

この試合、EVIL選手は普段見せないような踏みつけ攻撃やロープを使ったカッター系の技を使うなど、飯伏対策のような技のアレンジを使って、試合を盛り上げてくれました。

出典:新日本プロレスワールド

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飯伏選手もまた、EVIL選手の技を研究していて、高度な読み合いがあったように思います。

途中、EVIL選手のイービルホームランが、飯伏選手の首を完全に真芯で捉えていて、いつもよりスゴイ衝撃!

‥を与えたように見えたのですが、スローで見たら、飯伏選手が回転しながらもうまくイスの衝撃を逃していたようです。

飯伏選手の受けの達人っぷりがスゴイんですね!

一方、飯伏選手も高速なスワンダイブ式の雪崩式フランケンシュタイナーでEVIL選手を迎撃!

これまた、EVIL選手の技の受け方がたまらない!

技を受けた瞬間の断末魔の叫びが、音がなくても聞こえてくるよう。

飯伏選手とEVIL選手は強い攻撃力を持つ選手ですが、相手の技をより強く見せる受けの技術が素晴らしいので、ついつい技の受け方に見入ってしまいます。

二人ともタイプは全く違うレスラーですが、攻撃も防御も全身全霊で思いっきりやりきるスタイルなので、試合がすごくスイングしていたように思います。

試合終盤、飯伏選手のカミゴェを返す驚異的な粘りを見せるEVIL選手でしたが、2発目のカミゴェで撃沈!

この瞬間、飯伏選手が東京ドームのメイン出場を決めました!

 

権利証戦をしっかりと盛り上げたEVIL。

出典:新日本プロレスワールド

結局、8年目の権利証戦も動くことはなく、歴史は変わりませんでした。

勝敗が読めてしまうことで、権利証戦はそこそこ批判されがちです。

しかし、G1覇者が負けてしまったらG1の価値が下がりかねないし、東京ドームのメインは特別なので、IWGP王者vsG1覇者というプレミアムな価値を付加したいという思惑もあるのでしょう。

G1と東京ドームのメインの価値を上げるという意味で、権利証戦はメリットも多いシステムだと思います。

ですが、挑戦する側の選手としては、やはり中々盛り上げづらい戦いなんじゃないかなと‥。

そんな中で、「既成概念を壊し」「歴史を変える」と語ったEVIL選手は、この難しい戦いをよく盛り上げてくれたと思います。

飯伏選手が勝つだろうと思いながらも、EVIL選手の勢いに、もしかしたらと思えてきましたから。

だけど、EVIL選手という逸材には権利証戦の挑戦者ではなく、G1覇者として堂々と東京ドームのメインに行ってもらいたいのが本音です。

秋の両国でIWGP戦と権利証戦の挑戦者を経験したEVIL選手だからこそ、来年こそG1で結果が出せるのではと期待しています。

G1優勝は近い!近いぞ、イービル!

 

メインのIWGP戦、オカダ vs SANADAのライバル対決!

この試合は開始早々、トップスピードで技を掛け合う緊張感のある戦いで始まりました。

今年4度目の対決ならではの、お互いを知り尽くした試合の入り方で、一気に会場がヒートアップしましたね。

試合中盤あたりで、SANADA選手が繰り出したパラダイスロックは超高速!

SANADA選手の気合が漲っていましたよ!

終盤で決めたスカルエンドスイングはちょっとお疲れ気味ではありましたが、すごくいい時間帯で決めたと思います。

レインメーカーの切り返し合戦のなかで、抜群のタイミングでオコーナーブリッジを決めるなど、試合の組み立てすらエレガントなSANADA選手。

勝利への執念を随所に見せたSANADA選手でしたが、スタミナおばけの超人オカダ選手が徐々に試合を凌駕していきます。

SANADA選手のポップアップ式TKOをドロップキックで返すなど、要所要所で試合の主導権を渡しません。

出典:新日本プロレスワールド

試合終盤、ツームストンパイルドライバーを巡る攻防の中で、抱え上げていたSANADA選手をみちのくドライバーのような形で垂直落下させるオカダ選手!

出典:新日本プロレスワールド

この閃きのような新技が勝負の分かれ目となり、最後は正調レインメーカーでオカダ選手がSANADA選手に勝利しました。

ドライバー系の「頭から落とす」新技で負けてしまったSANADA選手。

かつて「頭から落とすだけがプロレスじゃない」と語ったSANADA選手が、大事な大事な場面で頭から落とされて負けてしまったことには、一言で言い表せないプロレスの深さを感じますね‥。

これでオカダ選手はIWGPを防衛し、再び東京ドームのメインに返り咲きました!

 

秋の両国をしっかりと盛り上げたSANADA。

出典:新日本プロレスワールド

最後はSANADA選手が号泣するシーンもありましたが、その横でサムズアップポーズするオカダ選手には、どことなく余裕を感じてしまいました。

SANADA選手の涙の理由は悔しさからなのか、もっとできたはずだという思いなのか‥。

これで対オカダ戦の対戦成績は1勝7敗かな‥。

拮抗する試合内容とは裏腹に、ライバルと言い難い結果の数字に‥。

しかし、SANADA選手の試合内容がいいだけに、ファンの期待値はうなぎのぼり。

オカダ戦で負け続けたことで信頼を失った内藤選手や後藤選手とは逆に、SANADA選手は負ければ負けるほど期待値が逆に上がっていく稀有な選手

現状の期待値だけで言えば、飯伏選手よりSANADA選手の方が上のような気がします。

あと、エレガントなSANADA選手の佇まいに、ファンはチャンピオンとしての器を感じているのかもしれません。

しかしそもそも、この秋の両国におけるIWGP戦は、権利証戦と同じく東京ドームのメインがちらつくので、年間で最もベルトを動かしづらい大会です。

この時期のIWGP戦で勝てるのは棚橋選手とオカダ選手ぐらいなもの。

この10年ぐらい、東京ドームのメインには棚橋選手かオカダ選手のどちらかが必ず立っていますからね。

さらに5月のどんたくでのIWGP戦も、大阪城のメインがちらつくので、これまたベルトを動かしづらい大会です。

IWGPのベルトを動かしやすいのは何もちらつかない2月の大阪と4月の両国、あとは大阪城と東京ドームのビッグマッチでしょうか。

最もベルトを動かしにくい5月のどんたくと10月の両国の大会、今年この二つを任されたのがSANADA選手。(泣きたくもなりますね‥)

しかし、SANADA選手は期待以上にこの2大会を盛り上げてくれたのではないでしょうか。

IWGPのベルトが動かなさそうな大会で1年に2回も挑戦し、なおかつ大会を盛り上げていくという相当難しい仕事をやってのけました。

逆に言えば、SANADA選手以上にこの役割を担えたレスラーはいなかった気がします。

IWGPを戴冠できず、G1も優勝してないけど、オカダ選手と飯伏選手以上に今年誰よりも注目を浴びたレスラーがSANADA選手だったと思います。

来年こそは期待できる時期のIWGP挑戦をお願いしたい!

IWGPは近い!近いぞ、SANADA!

 

以上、ボッ、ボッグでした!

 

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